【映画で語ろう】カムシネマ★3分で語れるようになるポイント【ネタバレあらすじ】

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3分で映画『パラダイス女子刑務所』を語れるようになるネタバレあらすじ

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基本データ・おススメ度

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『パラダイス女子刑務所』
原題:Locked Up
2017年 アメリカ
監督:ジャレッド・コーン
出演:ケリー・アン・マッカート、カトリーナ・グレイ、アナスタシア・マスローヴ
 おススメ度☆☆☆☆☆(0/5)
 題名に釣られて観ました(釣られてどうする)。予想を下回るB級さでした。もう少しなにかあるかと…。主役の女の子がビックリするくらい致命的に可愛くない。脇役の女の子はそれなりに魅力的な子が多いのに、なぜ。レズビアンシーンとレイプシーンが一応あり, 裸はそれなりに出てきます。それだけの映画ですがね。暇つぶしなら。

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あらすじ(ネタバレなし)

 舞台はタイ。

 国際色豊かな女子校、あまりかわいくないアメリカ人・マロリーが、アジア系のちょっと色っぽい不良娘3人に因縁をつけられている。どうやら、マロリーは彼女たちの悪さを告げ口したらしい。マロリーは無抵抗だったが、罵倒され顔面を殴られ、ついに我慢できず近くにあった棒キレで不良娘の一人を殴る。あっという間に先生が飛んできて捕まるマロリー。

 マロリーは矯正施設行きとなった。家族にも罰金が科せられる。めちゃくちゃ理不尽である。強制所も多国籍。アジア系のキレイな顔をした刑務官の女が「ここは刑務所じゃない。」というがどう見ても刑務所である。刑務官などのスタッフはほぼ東洋人。囚人はアジアと欧米が混在している。

 数人が閉じ込められている牢屋に入れられ、その場で服を着替えさせられる。おっぱいが見える。

 昼食の時間。先輩囚人カタリーナが「ここは矯正施設じゃない。暴力とセックスと賭け事の場よ。夜になると戦わせられる。お金も賭けられる。裁判所も施設も、みんなグルよ。」と、面白そうな設定を教えてくれる。中でも、14歳の時に家族を皆殺しにしたリザという女が狂暴で「彼女と当たらなきゃいいね。」と言われる。無法地帯。ここでの事を外部に話せば、事故を装って殺されるともう。  
 
 マロリーは、外国語で書かれ内容がわからない誓約書にサインさせられる。「叔父に相談してから」と一度は拒否るが、サインするまで刑期に含まれない。数か月は伸びると言われ、渋々サインする。キレイな顔した刑務官に「怖い人が多い。」と相談するが「安心して」と言いながら、あきらかに悪者顔でニヤッと笑う。

 床磨きの刑務作業に配属されるマロリー。野外のコンクリート床をしゃがんで磨いている囚人たち。しゃがんでいるので、ちょっとおっぱいが見える。

 シャワー室。ストーリーに関係ない女の子たちの全裸とおっぱいが見える。脱ぎで呼ばれた女優だろう。マロリーも裸になってシャワーを浴びる。ウエストがない。顔も特に可愛くはないし、どうして主役にキャスティングされたのかわからない。

 果たして、マロリーは無事に帰れるのか?

 果たして、あの美人の刑務官は脱ぐのか?

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ネタバレあらすじ

 悪いやつに因縁をつけられたカタリーナは、喧嘩両成敗なのか刑務官に連れて行かれ、ボコボコにリンチされた姿で牢屋に戻ってくる。マロリーが「なにをしたの!」と聞いても「ちょっと転んだだけ。」「ここは地獄だ!」と叫ぶマロリーに、刑務官が「ここは地獄じゃない。ラティサン(施設の名前)よ。外に告げ口したら殺すからね。」と言われる。
 マロリーはその場で「教育が必要」とされ、他の囚人と殴り合いをさせられる。「2週間後には試合にも出てもらう。」と予告。

 施設内にはトレーニング設備もあり、体育館でサンドバッグを殴っていた身体の大きい日本人の女に「強くなりたい。教えて。」と弟子入り志願するが断られる。

 外部への電話は許されているが、会話の内容は聞かれていて余計なことを言うと殺される。叔父に電話をしたら「お前、面会を拒否する書類にサインしたのか。面会にいったけど門前払いだった。大使館にカネを掴ませたがラチがあかない。なんとかして連れ戻すからlというが、その会話を聞かれ、すぐに別室に連れて行かれるマロリー。

 そこには全裸の囚人が何人かいて、マロリーも「服を脱げ」と指示される。良い指示だ。
全裸になったマロリーに刑務官が「あなたの父親はお金持ちね。もっとお金を出させたい」というと男たちに指示してマロリーを拘束する。「男たちへのご褒美に貴女のような女を与えるの。特に、白人のキレイな子をね。

 縛り付けられ、三人の男に後ろから犯されるマロリー。それにしても三人とも終わるのがえらい早い。もう少し壮絶でもいいと思うがリアル感はない。「週2回、こういう目にあうわ。それが嫌なら、親を説得する(お金を出させる)ことね。」

 シャワーを浴びながら泣いていたマロリーは、服を使って首を釣り自殺しようとするが未遂に終わる。全裸のまま荒々しく牢屋に放り込まれるマロリーは、刑務官に「アジア人とアメリカ人は違う。アメリカ人は贅沢しすぎて弱い。強くなりなさい。それが自分のためよ。」と言われながら蹴られる。
 庭で、自分で首を切って自殺する子もいる。

 トレーニング場。カタリーナと一緒にトレーニングに励むマロリー。ボクシンググラブをつけて楽しそうに練習。その後、更衣室でカタリーナにキスをされ、身体を愛撫される。「同性愛者ないけど、たまには温もりが必要よ」と、二人とも全裸になり、愛し合う。

 彼氏との話を語りだすカタリーナ。「出会って一週間のマイケルと結婚をしようとした。マイケルの指示で万引きしたら捕まってここに送られてきた」という、ビックリするくらいアホなエピソードをしんみりと語る。

 さらにトレーニングに励むマロリー。どんどん力をつける。

  
 「練習試合よ」と連れていかれた屋上に現れた相手は、冒頭でいじめられた不良娘。「ひさしぶりね」と対峙し格闘する二人。マロリー勝ち、倒れた不良娘にツバを吐きかける。

 その模様はネット動画としてアップされているようで「再生回数もコメントも最高回数。みんなが貴女の次の試合を待ってるわ」という刑務官。
 マロリーの親がカネを出したという。それにより叔父との面会は認められたが、余計なことをすると叔父を殺すと脅される。

 さらには「もっと親がお金を出すが、あんたがリザに勝てば釈放してあげる」と言われ、マロリーは勝つ自信はないが「やる」と答える。

 叔父との面会。「ツテを頼ってある人に頼んでいる、上訴する。それから、兄貴(マロリーの父親)にも一応話した。真面目に取りあってもらえなかったが、兄貴なら権力でなんとかできるはずだ。」という叔父。どうやらマロリーの父親は権力者で、でも、親子の関係は良くない状態であることがわかる。父親が「最低野郎」だということも。しかし、マロリーは父親に頼ることを拒否する。

 それを聞いていた監視係の囚人が「正しい判断よ。いくらお金を出しても無駄だから」と教えてくれる。「もうひとつの話は本当?リザに勝てば釈放されるっていう話」と聞くと、囚人は「何の話?」ととぼける。
 
 練習していると、刑務官に「ジム使用禁止」を告げられる。理由は「そのほうが勝利の価値があがるから」。牢屋に戻ったマロリーは牢屋内で筋トレをする。カタリーナが「勝たせる気がないのよ。」と言う。

 ジムにいたリザに近づく刑務官たち。リザに注射(ドーピング?)をすると「マロリーを殺して。そしたら釈放してあげる」と告げる。「前回もそう言ったわ」「今度は本当」「なら確実に殺すわ」と答えるリザ。

 身体の大きい日本人女に「気をつけなよ。思い通りにはいかない。」「体が強いだけじゃダメだ。アタマを使わなきゃ。」とアドバイスされる。以前に弟子入りを断れているので「今さら気にかけてくれるの?」と言うが「そうじゃない。リザが嫌いなだけ。」と言う日本人。

 マロリーは食事も禁止にされた。空腹に苦しむマロリーは、牢屋の中で捕まえたネズミを生で食べる、それを見て気持ち悪そうなカタリーナに「銃を奪って逃げよう。こんな施設は誰かがぶっ壊さなきゃ」と提案するが「相手は政府よ。無理。」というカタリーナ。

  リザとの試合。「今回はどちらかが死ぬまでやるルール」だと言う。カタリーナや日本人の見守る中、試合がはじまる。マロリー優勢。覚悟して「殺しな」というリザの顔面を踏みつぶそうとして思いとどまったマロリーは「私はやらない!解放して。」と叫ぶ。刑務官が「殺しなさい。」とナイフを手渡すし「やらないなら二人とも殺す」という。男たちが銃をかまえる。
 
 と、マロリーは刑務官を掴まえ、首筋にナイフを突きつける。太ももを刺し、周りをけん制する。

 さらに男たちから銃を奪い「逃げたい人は私についてきて」と囚人たちを扇動し表に出る。

 刑務官をリザに渡す、刑務官はリザたちにボコボコにされている。

 カタリーナがどこからか車を運転してくる。乗り込んだマロリーに「どこに行く?」と聞くカタリーナ。「まずは大使館ね。」車、走り出す。

 結局、きれいな刑務官は最後まで脱がなかった。

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つまりこういう映画(語りポイント)

 女子刑務所モノというのは、昔、日本映画で見かけた印象で、90年代に粗製乱造されていたエッチ系Vシネマでも似たようなものがありました。

 映画の舞台はタイ。映画の中でタイと特定していたか「どこかのアジアの国」設定だったかは記憶が曖昧ですが、いずれにしろ、アメリカ視点から「遠い国での出来事」にしたのは、リアリティをなるべく排除して感情移入してもらうためでしょう。

 それにしても、一番のミステリーは主役の女の子が致命的にブサイクなこと。

 脇役に、けっこうキレイな女の子も出ている。おなじ牢屋にいるカタリーナは普通にキレイだし、仲間っぽくなる日本人役の(おそらく)日系人女優さんも、個人的には好みだし。
 キャスティング内にキレイな子がいないわけじゃないのに、うしてあの子が主役?と、きっと誰もが思います。顔がどうこうじゃなくても、身体のダブつき具合も貴乃花部屋レベル。そっちの方向のフェチ狙いとしか思えません。あるいは、プライベートで監督がやっちゃったか。

 賭けの対象として、女子同士の「戦い」が行われる、と。そう聞いたら、普通はキャットファイトを思い浮かべます。泥んこプロレスとか。くんずほぐれずで絡み合う戦いで、きっとその間にオッパイが丸見えになったり、セクシーな態勢になったりして、男が喜ぶ絵を作るのだろうと想像しました。ところが…。意外や意外。戦い方は「打撃から関節技」。どちらかといえば立ち技の殴り合いがメインで、ハイキックを決めたり、まったくエロくない。

 ストーリーも中途半端。残酷さも中途半端、エロも中途半端。全部中途半端なのです。

 美人刑務官も脱いでください、お願いします。